浴室、洗面脱衣室、トイレ、洗濯機など動線の良い水回りにリフォーム
リフォーム前 2階平面図

浴室、脱衣スペース、洗濯機置き場、トイレ、洗面台など水回りを1ヶ所に集めているため、非常に狭くて動線が悪いレイアウトです。
脱衣室にトイレがあるというのは家族構成(Hさんはご夫婦、お子さん2人の4人家族)によっては、誰かが入浴している最中にトイレが使えないということもあり得るでしょう。
リフォーム前キッチン リフォーム前キッチン&リビング


リフォーム前キッチンから見たリビング リフォーム前リビングから見たキッチン


リフォーム前の平面図にある赤丸で囲った柱は、構造柱のため撤去できないので残さなくてはいけません。
リフォーム前のキッチンはL型ですが、リビングダイニングに対面式にして、収納量の多い食器棚も組み込みたいというご要望です。
またダイニング側のカウンターの下は収納になっていて、状態も良いので収納は再使用し、カウンターの奥行を深くして、子供たちにここで簡単な食事を摂らせたいというご要望もあります。
リフォームプラン 2階平面図

トイレを水回り集中スペースから独立させて、脱衣室には洗面台と洗濯機置き場だけにして、洗面脱衣室を広々と使えるようにして動線を良くします。
このようにプランすることでキッチンの幅を広げることができ、I型のキッチンの中にシンクとコンロ、食器洗い機をレイアウトして、1m80cmの食器棚の設置も可能になり、ご要望の対面式キッチンも実現できます。
また、テレビが欠かせないご家族だそうで、ダイニングからもリビングからもテレビを見られるようにしたいとのことです。
その対策として、ダイニングとリビングの間に360度のテレビ回転台を採用することにしました。

憧れの対面式キッチン、大きい食器棚、動線の良い水回りにリフォーム
リフォーム後キッチン


リフォーム後食器棚

リフォーム後ダイニング側カウンター収納

奥行のあるカウンターに交換して、ご要望通りお子さんたちが簡単な食事を摂れるようになりました。
リフォーム後洗面脱衣室



洗濯機パンは掃除が大変ということで、洗濯機パンは使わずに、洗濯機の排水は床下埋込排水トラップを採用しました。
床下埋込排水トラップは奥に設置しないで手前にすることで、排水ホースからの水漏れをすぐに発見できるようにしておくのもリフォームポイントです。
ちなみにガス乾燥機を設置するということなので、排気ダクト用の設備を施してあります。
リフォーム前リビング リフォーム後リビング


広いリビングは殺風景なので、壁一面にエコカラットを使用して、勾配天井の一面にアクセントクロスを使いました。